『幽☆遊☆白書』は、冨樫義博による日本の少年漫画作品、およびそれを原作にしたテレビアニメと映画。1990年51号から1994年32号まで『週刊少年ジャンプ』に連載された。略称は「幽白」。コミックス全19巻、完全版全15巻、廉価版全9巻。
主人公の浦飯幽助とその仲間たちの活躍を描いた冒険活劇。第39回(平成5年度)小学館漫画賞受賞。全175話。単行本の累計発行部数は4700万部を超える。連載当時はドラゴンボール、SLAM DUNKと並ぶほどの人気を博した。作者いわく、当初予定していたタイトルは『幽☆遊☆記(ゆうゆうき)』だったが、同時期に連載が開始された漫☆画太郎作『珍遊記(ちんゆうき)』とかぶるので『幽☆遊☆白書』となった。
幽助はコエンマがコアシュラに誘拐されたとの知らせを受け、霊界を支配する証である金印を携え救出に向かう。途中襲ってくる妖怪たちは桑原、蔵馬、飛影たちの活躍で倒し、金印をコエンマと交換にコアシュラに渡すが、その時突然部下の牙瑠餓が金印を奪い取った。全ては霊界を支配するために牙瑠餓の企んだ罠であり、コエンマと幼なじみのコアシュラも利用されていたのだった。牙瑠餓は凶暴な椰嗄ヤシヤに変身し幽助たちを襲うが、幽助は決死の霊丸レイガンで倒す。